スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消せます。

Three Cheers for Sweet Revenge / My Chemical Romance

mychem.gif


前作の1stアルバムから2年ぶりとなるメジャーデビューアルバム
1stアルバム「I Brought You My Bullets, You Brought Me Your Love」を発売した彼らは、1台のバンに乗り込み片手間も休むことなくライブの日々に明け暮れる。
ライブで徐々にファンを増やしていったバンドは、雑誌やラジオなど様々なメディアに取り上げられ注目されるようになる。
知名度を上げたバンドは様々なレーベルからメジャーデビューの誘いを受け、ついにReprise Recordsと契約を結ぶ。
契約を結んだバンドはフーバスタンク、モーターヘッドなどのプロデュースで知られるハワード・ベンソンを迎え、メジャーデビューへ向けアルバムのレコーディングに入る。
そしてついに、メジャーデビューアルバム「Three Cheers for Sweet Revenge」をリリースし発売初日だけで前アルバムの2倍も売ることとなった。
このように華々しいメジャーデビューを飾り、日本でもサマーソニック04で初来日を果たし世界中の注目を集める存在となった。
しかし売り上げ増大に伴う過度のプレッシャーにより、ボーカルのジェラルド・ウェイはアルコール依存症と薬物中毒に陥りうつの症状も発生してしまう。
また、サマーソニック04帰国後にドラマーのマット・ペリシアーが脱退するという事件が起きる。
ドラマーの脱退、ジェラルドの中毒という2つの出来事によりどん底に立たされたメンバーだったが、新ドラマーのボブ・ブライヤーの加入、ジェラルドの禁酒宣言により解決し見事復活を果たす。
この頃のインタビューでジェラルドは「自分がみんなに救われたから、今度は僕らがみんなを救うんだ」と語っている。
この言葉を証明するかのように、本アルバムはアメリカレコード協会(RIAA)よりプラチナディスク認定され、アメリカ国内だけで150万枚ものセールスをたたき出すこととなり、正真正銘世界に誇るロックバンドの仲間入りを果たした。


スウィート・リベンジ
2ndアルバム:Three Cheers for Sweet Revenge
アーティスト:My Chemical Romance
リリース:2004年6月8日(日本では2004年7月22日に国内盤がリリース)

アルバムのレビュー
1,Helena
3rdシングル
「ヘレナ」はウェイ兄弟の亡くなった祖母を想って作られた曲
ミュージックビデオでは「ヘレナ」の葬式という設定で撮影され、参列者のエキストラにはバンドのファンが集められた
メンバーが棺を運ぶシーンでは、大雨の中撮影されそのままの衣装帰ったというエピソードがある
楽曲では、別れを歌った歌詞に切ないメロディが乗り大きなエモーションを生み出している
特にミュージックビデオで泣きながら熱唱してるようにも見えるジェラルドの表情が印象的で、明るい曲ではないが決して暗いというわけでもないまさにマイケミにしか作れない曲だと思う
良くも悪くもこのビデオでの赤と黒の衣装、ジェラルドの白塗りメイク、ゴシックでダークな世界観というビジュアルがこの「My Chemical Romance」というバンドのパブリックイメージを作り出した重要な楽曲だったと思う
とにかく本当にいい曲なんで、ビデオをみて素直に「ヘレナ」の世界観に浸ってほしい


2,Give 'Em Hell, Kid
歪のあるベースの低重音から始まる楽曲
2分間まるまるテンションMAXの状態で走り続ける曲

3,To the End
ギターソロに重なるように「wow,oh~wow,oh」と歌うコーラスが印象的
ノリのいい曲と対照的にホラー小説のような歌詞が面白い

4,You Know What They Do to Guys Like Us in Prison
The Usedのボーカル、バートが参加している楽曲
途中から左右にジェラルド、バートに別れ、サビで2人の声が重なる部分は本当にカッコイイ
特にギターソロの裏でバートがスクリームしているところや、最後の怪しい笑い声は本当にしびれる
しかし後にこの2人は仲たがいしてしまい、一切の絡みがなくなってしまったのは非常に残念である

5,I'm Not Okay (I Promise)
1stシングル
架空の高校を舞台にした、映画の予告編風ミュージックビデオ
アメリカの学校文化に根付く階級構造を描いており、メンバー扮するいじめられっ子(ナード、ルーザー)がスポーツマンで体育会系であるいじめっ子(ジョックス)に復讐をするというもの
復讐(リベンジ)というコンセプトはアルバムタイトルの「スウィート・リベンジ」にも通じるところがある
楽曲は非常にポジティブなパンクロックで、ポップパンクと言ってもいいほどこのアルバムの中では明るい曲である
明るい曲調に対して「僕は大丈夫じゃないんだ!」と歌うそのアンバランスさがこのバンドの魅力のひとつだと思う


6,The Ghost Of You
4thシングル
ミュージックビデオでは映画「プライベート・ライアン」での第二次世界大戦時のノルマンディー上陸作戦を基にしており、「この世の終わりが来ても~俺が最後を見ることになっても」という歌詞が戦地に出向く兵士とリンクして非常に切ない

7,The Jetset Life Is Gonna Kill You
非常に聴きやすくノリのいい曲

8,Interlude
インタールードという名のとおり、アルバムの前半と後半を繋ぐ曲
レディオヘッドやミューズを彷彿とさせる

9,Thank You for the Venom
2ndシングル
非常に攻撃的でヘヴィな曲
ハードロック、ヘヴィーメタルに影響されたと言うように、アイアンメイデン、メタリカなどを思わせるギターソロがカッコイイ

10,Hang 'Em High
西部劇のようなイントロが印象的

11,It's Not a Fashion Statement, It's a Fucking Deathwish
非常にマイケミらしく攻撃性とエモーションに満ちた曲

12,Cemetery Drive
直訳すると「墓場運転」
死体やガイコツが出てきそうな歌詞が面白い

13,I Never Told You What I Do for a Living
アルバムのラストは重く、暗く、激しい曲
救いようのない歌詞が印象的

14,Bury Me in Black(Demo Version)日本盤ボーナストラック
ヘヴィで荒削りな曲
前回のアルバムに入っていても違和感のない曲調

オススメ曲:1,3,5,6,9,11,12

一気にスターダムに押し上げたマイケミのメジャーデビューアルバム
前作のアルバムと比べると格段に音質が良くなりジェラルドの歌い方にも幅が広がりクオリティアップしている
他にもコーラスワークやギターのメロディパターンも増え確実に成長している
一つ一つの楽曲がドラマティックに進み、まるでコンセプトアルバムのような一貫性を持ち、サスペンス、スリラー、ホラー映画のワンシーンを切り取ったかのような歌詞が印象的で「ヘレナ」を筆頭に死をテーマにした楽曲が多く並ぶ
激しいのが苦手と言う人でも、その激しさを感じさせなくなるほどメロディアスなのでマイケミ初心者でも聴きやすいアルバムだと思う
ミュージックビデオでは楽曲の魅力がより際立っているのでぜひ視聴してほしい

コメント:

修正用パスワード :

管理人にのみ公開 :

トラックバック:


次の記事へ>>